ペイントで気軽にリムードを!

6FROOMBLOOM

大谷 理恵
テキスト:杉江あこ/撮影:根田拓也
2014.10.23

日本ではまだあまり馴染みのないペイント文化。「暮らしを考えるペイント」をコンセプトに独自のペイントを提案する「ROOMBLOOM」の店長、大谷理恵さんにお話を伺いました。



roombloom_01.jpg「ROOMBLOOM」は、日本ペイントが女性スタッフだけを集めて2013年10月に立ち上げた、インテリア向けのペイントブランドです。144色のコンセプトカラーと、デザインユニットminnaによる45色のデザイナーズカラーを提案しています。
「日本の住宅の壁は98%がクロスで、そのほとんどがビニールクロスです。それに比べて、欧米やアジア諸国の住宅の壁は大半がペイントで塗装されています。日本にもっとペイントの魅力や楽しさを広めたい」と大谷さん。


「ROOMBLOOM」のペイントは、塗装した後のVOC(揮発性有機化合物)の放出量がほとんどない、健康と環境に優しい合成樹脂エマルジョンペイント。もちろん、ホルムアルデヒドなど有害なVOCをいっさい含んでないため、安心して使用ができます。一般的に知られるペンキとは違い臭気成分もほとんどありません。ビニールクロスを張ったまま、直接塗装することができるので、いつでも気軽に始められるのが特徴です。またコンクリートやモルタル、木にも直接塗装ができるほか、左官壁の場合は下地剤のシーラーを塗ると、剥がれにくくなります。


roombloom_02.jpg「ROOMBLOOM」の144色のコンセプトカラーは、インテリアに取り入れやすい淡い色が中心。そして1色1色に「sun shower」「green market」「雪解け」などユニークな名前が付いていて、その背景となるストーリーがあるのも特徴です。「場所と人、感情と時間という4つの切り口を組み合わせ、その時々、その場所で感じる人の感情や時の移ろいをイメージして、ストーリーを考えています。ウェブサイトでも紹介しているので、一度読んでみてください。北欧調に見えるブルーグレー系のmidnight sunや薄いグレー系のhaze、淡いグリーン系のtimberland、濃い赤系のAfrican danceなどが人気の色です」。


もし色選びに迷ったら、ショールームスタッフが事例集を見せてアドバイスをしてくれるので安心。「おすすめは壁一面だけの塗装です。一面だけなら思いきりやすいし、作業量も少なくて済みます。また扉や棚など小さな物から試してみるのもいいですよ」と大谷さん。また部屋の写真をスマホに取り込んで、色をシミュレーションできる専用アプリがあるほか、気にするお客様が多い床のフローリングとの相性も提案してくれます。「ROOMBLOOM」では、主要な樹種に似合うアクセントカラーやベースカラーの研究を進めています。


roombloom_03.jpg「リノベーションというほど大げさなことではないので、私たちはペイントで暮らしを変えることを“ReMOOD(リムード)”と呼んでいます。一度、塗装して飽きてきたら、また上から塗り替えることも簡単なんですよ。いったん乾いてしまえば、後から塗った色が混ざることはないので、濃い色から薄い色への塗り替えももちろんできます」。


「ROOMBLOOM」では定期的にショールームでワークショップを実施しているほか、「ペイントパーティーを開こう」キャンペーンを実施し、お客様の家にペイントを無料提供して、ペイントする楽しさを実体験してもらうことも行ってきました。「大勢で集まって、パーティー気分でペイントの工程を楽しんでもらうことをおすすめしてきました。臭気がほとんどないので、途中で食事やお茶を楽しむこともできるんですよ」。


ワークショップやペイントパーティーでは大変に盛り上がることが多く、「意外と簡単だった」「初めてでもムラにならない」というお客様の声をよく聞くと言います。「小さなお子様も自分の手でペイントすることで、家への愛着が深まり、壁に落書きすることがなくなったという声も聞きます」。


まさに暮らしを考えるきっかけの1つに、ペイントはうってつけ。クロスを張り替えたり、白く塗り直したりすれば現状復帰も可能なので、どんな住宅でも手軽にトライできるのがいいところ。自分らしい、居心地のいい住まいづくりに役立ててみてはいかがでしょうか。


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