食事したり家族とくつろいだりする場としてだけでなく、友人を招いたり、仕事や勉強をしたり、様々な目的で使われるダイニング空間。そのダイニングで使われるテーブルと椅子は組み合わせて作られていることが多いですが、必ずしもその通りに選ばないとならないということはありません。
家族が思い思いに好きな椅子を選んだり、フレキシブルに使えるベンチやスツールを取り入れたり、好みや生活スタイルに合わせて選択することでより心地よい空間を手に入れることができます。
家にいる大半の時間を過ごす場所だからこそ、もっと自由に目的や自分の体に合った椅子を選んでみませんか。
本展示では、リビングデザインセンターOZONEの家具ショールーム5社がお勧めするダイニング用の椅子をご紹介します。見た目の違いはもちろんのこと、背もたれや座面の高さやカーブなどによる座り心地の違いをぜひお試しください。
展示内容
ダイニングシーン
一枚板テーブル/アームチェア/ベンチ/スツール
椅子ギャラリー
各ショールームから厳選した、5つの椅子を実際に座ってお試しいただけます。
Roo DINING CHAIR(ルーダイニングチェア)

天然木突板をはじめ、素材感にこだわった面材を用い、木のぬくもりとシンプルなデザインでモダンな空間を作り出すARUNAiの壁面収納。その収納家具に合わせる椅子がほしいという声にお応えする形でRooダイニングチェアは生まれました。包み込むような形の座面はモールドウレタン成型で幅、奥行きにゆとりがあるので、長時間座っても疲れにくく、くつろぎの時間にもおすすめです。リビングやダイニングシーンで実際に使っているところをイメージしながら、空間に馴染むデザインとその座り心地をぜひ体感してみてください。
JK-05(FNチェア)

自社オリジナルと北欧のライセンス家具を製造するKitani。ダイニングの椅子は、食事をするためか、リビングも兼ねるか目的を伺い、いくつかご提案した中から最終的には座り心地でお決めいただいています。
座り心地を決める背や座面の構造は、作り手のこだわりが現れる部分です。
デンマークの家具デザイナー ヤコブ・ケアの代表作「FNチェア」は、背と座面が一体化したデザインが特徴。座面の中材に麻を用い、天然素材特有のクッション性を活かしています。伝統を受け継ぐものづくりをぜひお確かめください。
Awaza MA02R

「Awaza」の椅子はすべて、日本人の体型に合った人間工学の研究に基づき、背骨が自然なS字ラインを保てるよう、あえて背もたれを低く設計しています。それにより、骨盤の上部が支えられ腰をサポートするので、腰痛の方でも楽に座れます。
Awaza MA02は、小柄な体型に合う椅子が見つからないというお悩みを聞いて誕生した椅子です。コンパクトながらも腰をサポートし、アームがやさしく体を支えます。
様々な種類や高さの椅子をご用意し、最適な一脚をデザイナーがご提案いたします。ぜひ掛け心地をお試しください。
SASAENO(ササエノ)

常時200枚以上の一枚板を取り揃えるAtelier MOKUBAでは、テーブルとともに長くお使いいただける椅子を幅広く取り揃えています。
SASAENOは、機械と職人の技術を組み合わせ、曲線と直線を絶妙なバランスで造形した一脚。3次曲面を背もたれや座面に配し、曲げ木や張地にはないフィット感と温かみが特徴です。
椅子選びでは、生活の主となる場所を伺うようにしています。例えば、ダイニングで長く過ごすなら巾広・フルアーム、食事のみなら出入りしやすいハーフアームというように、生活スタイルに合わせてご提案しています。
DA4900M

椅子など脚物家具から食器棚といった箱物家具まで、ナラ材、オーク材をふんだんに使用し、国内生産にこだわった良質な家具を取り揃えています。
広島・厳島の大鳥居をイメージしたDA4900Mは、背板や座面の角度を調整し、身体との接地面を増やすことで体圧を分散させ、座りやすくしています。また、ショートアームは出入りがしやすく、立ち座りもスムーズです。
くり返しの動作など身体に掛かる負荷が少しでも軽くなる椅子を選ぶ―長く使える良いものだからこそ、将来を見据えて選ぶことをお勧めしています。
※画像はイメージです。
※やむを得ない事情により、中止または延期とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※価格はすべて税込みです。