家族で囲んで、食事やおしゃべりを楽しむダイニングテーブルは、暮らしの中心とも言える場所。
わが家に合ったとっておきのテーブルを選んで、永く使い続けたいですね。
無垢の木のテーブルなら、使うほど味わいが増すだけでなく、暮らしの変化に合わせて柔軟に形を変えることもできます。
リビングデザインセンターOZONE 5F「関家具 ATELIER MOKUBA 新宿ギャラリー」から、人気の樹種やテーブルの意外な活用法をご紹介します。
暮らしになじむ、お気に入りの一枚を見つけに来ませんか?
ウォールナット、クス、トチ、ポプラ、豊富な樹種の中からお好みで選べる

【ウォールナット】
世界三大銘木のひとつで、家具やフローリングによく使用される樹種。一枚の中にブラウン、ブラックなどさまざまな色を含み、美しい木目と高級感のある深い色合いが特徴です。使い込むうちにグレーがかった落ち着いた色味に変わり、経年変化を楽しむことができます。
無垢の木のテーブルをお探しの方に、ぜひ訪れていただきたいのが、「関家具 ATELIER MOKUBA 新宿ギャラリー」です。
展示している板の数は約250枚、樹種の数は約10~20を揃え、無垢の一枚板を扱う専門店としては関東最大級の規模。世界中から集めた豊富な樹種の中から、自分の好みに合った一枚を探し出す楽しさがあります。
訪れる方は木の家具が好きな方が多く、床材のショールームで無垢のフローリングを見て、選んできた床に合うテーブルを探しに立ち寄る方もいるのだそう。
樹種によって表情や特徴はさまざま。まずは人気の樹種をご紹介します。

【クス】
長寿で大木に育つことから、古くから神社の御神木として祀られてきた日本人にとってなじみがあるクス。流れるような木目が美しく、どのようなテイストのインテリアにも合わせやすい樹種です。特徴的な樟脳(しょうのう)の香りで防虫効果も期待できます。

【トチ】
ねじれながら育つ性質があり、複雑な形状や木の動きによって木目(※)が乱れ、「縮杢(ちぢみもく)」と呼ばれる、さざ波のような美しい模様が現れることがあります。さまざまな模様から木が育ってきた歴史が感じられる、幻想的な魅力のある一枚です。

【ボセ】
西アフリカに生育するセンダン科の木材で、ぬくもりのあるオレンジ色ときれいな杢目(※)が特徴的です。原木が輸出規制され、今後手に入れることが難しくなります。使い込むほどに深みのある飴色に変化していく、おすすめの樹種です。

【ポプラ】
瘤杢(こぶもく)と呼ばれる杢がユニークで装飾性が高いポプラ。直線的ではなく動きがある形状のものが多く、お部屋のアクセントとしても力を発揮します。やわらかい性質ですが、塗装技術により丈夫で使いやすく仕上げた「関家具 ATELIER MOKUBA」で特に人気の樹種です。
※「木目」と「杢目」の違い
・木目:木の断面に現れる年輪が作り出す模様のこと
・杢目:傷や気象などが影響して木の断面や表面に表れる複雑な模様のこと
無垢の木は、樹種が同じでもひとつとして同じ木目がなく、唯一無二の存在感があります。
そのなかでも一本の丸太の木からつくられる「一枚板」は、数百年~数千年という長い年月をかけて成長したもので希少性が高い逸品。
あえていびつな木の形をそのまま活かして仕上げているものもあり、他にはない自然の美しさも魅力。
自然素材の温かみがありながら、人とは違うこだわりのテーブルをお探しの方にもおすすめです。
脚を外して2wayに!フレキシブルに使えて、子ども世代に受け継げる

大きなダイニングテーブルは、一度設置したらなかなか動かせず、引越しの際どうしようと思われるかもしれませんが、実は「関家具 ATELIER MOKUBA」のテーブルは、脚の上に一枚板をのせているだけなので簡単に別々にすることができます。
ネジで留める代わりに、脚と天板の間に吸盤効果の高い滑り止めマットを設置することで、しっかり固定されているため安全。
ネジの穴が空いていないため、表と裏を両面使うことができ、長年使って片面が汚れた時や、木目の雰囲気の違いを楽しみたい時にもう一方の面をお使いいただけます。
また、脚の向きを変えることができるタイプもあり、ダイニングテーブルとしてだけでなく、ローテーブルとして2wayで活用でき、便利です。
普段はダイニングテーブルとして使用し、人が集まる際にはローテーブルにすることで、椅子を追加せずみんなで囲むことができます。

脚に天板をのせているだけなので、脚の向きを変えることでローテーブルに。
無垢の一枚板テーブルは、樹齢の年数だけ持つと言われ、お子さまが小さい時に購入し、成長に合わせて経年変化を楽しむという方も多いのだそう。
汚れてきたり、使用する環境や木の性質によって割れや反りが起こった際は、「関家具 ATELIER MOKUBA」にて修理や塗り直しをしていただけます。
また、一枚板は切り分けることも可能。購入時に、気に入った板をお好みのサイズにカットすることはもちろん、お子さまが巣立つ際にダイニングテーブルを切り分けて、デスクをプレゼントすることもできます。
塗装し直したり、補修するなど、きちんと管理すれば、100年以上使える無垢の一枚板テーブル。
生活の変化に合わせて、メンテンナンスしながらお子さまやその次の世代にも受け継いでいただけます。
ショールームで床とのコーディネートを体験、スタッフのアドバイスも
ショールーム内の床には、ウォールナット、チーク、ブラックチェリー、オーク、ホワイト塗装の5種類のフローリングが敷かれているため、一枚板のテーブルと床をコーディネートして相性を確かめていただけます。
選ぶのに迷った時は、これまで数多くの一枚板を扱ってきた知識豊富なスタッフにぜひご相談ください。実現したい部屋の雰囲気や、「木」の活かし方を伺って、おすすめの樹種をご提案します。



「関家具 ATELIER MOKUBA 新宿ギャラリー」スタッフの方に、好きな樹種とお客様へのメッセージを伺いました。

「クス」のカウンターテーブル
●スタッフOさん:
私は「クス」が好きです。神社で育った木なので歴史があり、守り木として家の中にあると気持ちが浄化されるような気がします。クスは厳島神社の大鳥居にも使われていて、耐久性も抜群。木の表情、機能、価格、すべて含めて気に入っています。
こうした木のストーリーをお話ししたり、「木のテーブル中心の部屋にしたい」「明るいイメージにしたい」など1人ひとりのご要望をお聞きしながら、お客様にぴったりの一枚板をお探しします。

スタッフKさんのご自宅の「バストゥーンウォールナット」
のダイニングテーブル
●スタッフKさん:
真っすぐじゃなく少し曲がっている所に共感を持つので、「トチ」が好きですね。トチは誰が見てもきれいと言われ、嫌いな人がいない樹種です。自宅のテーブルは、個性が光る「バストゥーンウォールナット」に一目ぼれして選びました。
一枚板は世界にひとつしかないので、一旦帰って吟味すると次は出会えないこともあります。ぜひ出会いを大切に、とっておきの一枚を探しにお越しください。

関家具 ATELIER MOKUBA 新宿ギャラリー
館内ショールーム
アトリエ木馬新宿ギャラリーは、常時250枚以上の一枚板を展示している関東最大級の一枚板専門のショールームです。様々な樹の種類やサイズ、形など、個性豊かな一枚板を展示しています。
また、ご自宅でのイメージをより鮮明していただくために、様々なお部屋シーンをご用意して、気になる一枚板を実際に設置させていただきます。
ぜひ自分だけの最高の一枚板との出会いをお楽しみください。
※2025年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。