睡眠は心身を回復させるための大切な時間です。睡眠の質を向上させるほど、
疲労から心身を回復させる効果があります。
睡眠の質の向上には、生活習慣なども関係しますが、自分の体にあった寝具を使うことで、
リラックス効果を高めることも重要な要素です。
今回は、快眠セラピスト・睡眠環境プランナーの三橋美穂さんに「自分にあった寝具の選び方」について
お伺いしました。
また、OZONEの館内ショールームで取り扱うおすすめの寝具も併せてご紹介します。
- 三橋 美穂(Mihashi Miho)
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー。
寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決してきており、
とくに枕は頭を触っただけで、どんな合う枕がわかるほど精通。全国での講演や執筆活動のほか、
寝具や快眠グッズのプロデュース、ホテルの客室コーディネートなども手がける。
主な著書に『眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』(三笠書房)ほか、
日本語版を監修した『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』(飛鳥新社)はシリーズ累計115万部を突破。
監修・開発した『「極」熟睡ワイドまくらpremium』(主婦と生活社)も好評。
わかりやすく実践的なアドバイスには定評があり、NHK「あさイチ」TBS「ひるおび!」日本テレビ「ヒルナンデス!」など、テレビ番組にも出演多数。
三橋美穂の睡眠情報サイト「Sleepeace Café」
― マットレスで正しい寝姿勢を保ちましょう
正しい寝姿勢とは、仰向けの状態で立っているときの姿勢が保てること。
体の重みは部位によって違い、一般的に頭部8%、胸部33%、臀部44%、脚部15%とされています。
最も重く沈みやすい臀部の落ち込みを防ぐことが、一番のポイントです。
落ち込みを防ぐためには硬いマットレスを選べば良いのですが、硬すぎると腰が浮いてしまい、
体の緊張がとれません。臀部が落ち込まず、かつ体圧を分散できるマットレスを選びましょう。
また、睡眠中には20~30回の寝返りをするので、仰向けだけではなく、
横向き寝で背骨から首・頭にかけて、まっすぐに保てることもポイント。
枕の高さによってマットレスの沈み方や姿勢が変わるので、マットレスと枕は一緒に選ぶのがベストです。