軽やかな夏の窓辺は
レースカーテンが主役

窓辺のインテリアは、部屋の印象を決める重要な要素。
最近は住まいの環境の変化もあり、レースカーテンを主役にした空間デザインが増えています。
2つのレースカーテンを重ねたり、ロールスクリーンと合わせたり、
お部屋の環境やイメージに合わせて、コーディネートもさまざま。
窓辺を涼しく、軽やかに演出するレースカーテンを、この夏、ぜひインテリアに取り入れてみませんか?

― トレンドのレースonレースで軽やかに

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厚手のカーテンをグレーのレースに変えて軽やかに。窓側のカーテンのラインが空間を引き締めます。
・部屋側:グレーのカラーレース/STORY FA1217SB(フジエテキスタイル)
・窓側:ボイルレース/STORY FA1830NW & スパイラルブレードWAFR21(フジエテキスタイル)

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窓側のレースの効果で、部屋側のゴールドメッシュの質感がよりきれいに浮かび上がります。
・部屋側:ゴールドのメッシュレース/MANAS-TEXクランチ5(マナトレーディング)
・窓側:ボイルレース/STORY FA1830NW(フジエテキスタイル)

これまでカーテンといえば、窓側にレース、部屋側に厚手のカーテンという二重がけが主流でしたが、最近は、住宅や窓ガラスの断熱性能が向上し、電動タイプの雨戸が普及したことで、厚手のカーテンをつける必要がなくなっているのだそう。
また、高層マンションをはじめ窓の大きな住まいが増え、光をほど良く取り込むシンプルなデザインのレースカーテンに人気が集まっています。

レースカーテンは、1枚ではなく、2枚重ねてかけるのがおすすめ。
窓側のレースが光を拡散させ、部屋側のレースの生地感をきれいに見せて、より柔らかい雰囲気に仕上がります。1枚がけと比べ、重なり合った陰影がとても美しい組み合わせです。
また、色のついたレースと二重がけすることで寒々しい印象にならず、1年を通してお使いいただけます。

― 遮熱レースやロールスクリーンでより機能的に

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ヒダをとらないフラットタイプのレースカーテン。
窓側のロールスクリーンがブルーを引き立てます。
・部屋側:ブルーのメッシュレース/OMBRE SATELLITE アエロ01
(マナトレーディング)
・窓側:ロールスクリーン/ソフィー スヴィエ遮熱(ニチベイ)

南向きや西向き、高層階のお部屋など、日差しの気になる窓には、遮熱タイプのレースカーテンやブラインドを利用するのがおすすめです。
遮熱レースは適度な光を取り込みながら外からの熱を遮り、1年を通して快適な室内環境を保つことができます。

また、窓側をロールスクリーンやブラインドにすれば、縦方向に昇降できるので、朝はブラインドを上げて光を取り込み、日差しの強い時間帯は少し下げるなどの調整が可能に。ブラインドのみではなく、部屋側に1枚レースカーテンをプラスすることで、シンプルになり過ぎず、部屋の空気を柔らかく演出してくれます。

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優れた機能とデザインを兼ね備えた遮熱レース。小さな高窓や腰高窓にもおすすめです。
・TESORO TBO-012LBE(積水ナノテクノロジー)

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ブラインドのみの窓にレースカーテンを追加した事例。
空間全体がソフトな印象になり、レースの質感が映えます。開閉調節のできるブラインドとの併用で、光の取り込み方も自在です。

― お部屋に合わせたレースカーテンをコーディネート

レースカーテンは、かけ方やヒダのとり方、生地のセレクトなどによって、ナチュラルにもスタイリッシュにも仕上がります。
二重がけのカーテン選びのポイントや、柄や生地の素材に合わせた扱い方など、インテリアデザイナーに相談してみませんか?
住まいの環境や、お部屋のインテリアのイメージに合わせて、レースカーテンを主役にした理想の空間づくりをお手伝いします。

ご相談はこちら  OZONE家designスタジオ


※2022年6月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。

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