5F「Japan creation space monova」で、毎回大好評の津軽塗ワークショップを今年も開催します。
江戸時代中期から300年以上受け継がれ、これからの子供たちにも長く残していきたい伝統と技である津軽塗。今回のワークショップでは「お箸」「マグネット」の2種類から制作するアイテムをお選びいただけます。
津軽塗の始まりは300年以上前、江戸時代中期にさかのぼります。一般的に広く知られるようになったきっかけは、1873年のウィーン万国博覧会に青森県が津軽塗を出展して賞を受けたこと。同じ工程を何回も繰り返す馬鹿丁寧さから、「津軽のバカ塗」と親しみを込めて言われてきました。2017年には国の重要無形文化財に津軽塗が指定され、2023年9月には津軽塗が題材の映画「バカ塗りの娘」が全国公開となったことから、津軽塗体験の人気も高まっています。
津軽塗の工程は数多く、延べ48工程にも及びます。そのうち、津軽塗の独特の模様を作り出す「荒研ぎ」という工程を体験していただきます。
紙ヤスリを使って、「お箸・マグネット」のいずれかを水研ぎしていきます。作業が終わりましたら、青森にて津軽塗の職人の手による「艶つけ」という作業に移行して、後日完成したものを参加された皆様の元へお届けいたします。
お子様も一緒に楽しく取り組んでいただけることから、親子でのご参加も多いワークショップです。体験を通して、モノづくりの背景や文化・歴史などを学んでいただきながら、「ものを大切にする心」も一緒に育んでいけたらと思います。
ご自身用だけでなく、大切な方への贈り物として作られる方もいらっしゃいます。お箸を2膳など、複数作られる方も大歓迎です。皆様お誘いあわせの上、是非ご参加ください。
※やむを得ない事情により、中止または延期とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
「津軽燈LAB」について
津軽の素材を使って照明器具にし、燈として照らす。津軽にスポット(燈)をあて、津軽から情報発信する。
をコンセプトに平成31年3月に立ち上げた新ブランドです。
津軽の伝統工芸「津軽塗」・「こぎん刺し」・「あけび蔓細工」等 照明器具や小物に取り入れ、新感覚のデザイン・モノつくりを提案しています。
「津軽燈LAB」公式サイト
※5F Japan creation space monovaにて津軽燈LABの製品を取り扱っております。