設計者、施工者、デベロッパーなどを対象に、多摩産材の利用によって東京都の補助金を活用するためのノウハウをお伝えする1DAYイベントを開催します。
建築物の木質化を推進する竹中工務店による「設計者セミナー」をはじめ、「補助金ミニ講座」や「個別相談会」、隈研吾氏が館長を務める施設「MOCTION」のツアーなど、国産木材の活用についての実務に即したコンテンツをご用意しています。
※やむを得ない事情により、中止または延期とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

WITH HARAJUKU
撮影:渡辺洋司

竹中育英会学生寮
撮影:鈴木文人
[ 第一部 ] 設計者セミナー、補助金ミニ講座 ※定員30名
●設計者セミナー/13:30〜15:00

【登壇者】
株式会社 竹中工務店
東京本店 設計部 設計第1部門 設計4グループ
チーフアーキテクト 眞鍋 展仁
<登壇者メッセージ>

撮影 鈴木文人
竹中工務店では、木のまちづくりや持続可能な森づくりを通して、森林資源と地域経済の持続可能な好循環を生み出す“森林グランドサイクル”の拡大に取り組んできました。その一環として建築物の木造・木質化を推進しており、都市での木材利用を促進することで、まちと森が活かしあう関係を構築したり、木を用いた新技術の開発によって木材利用の新たな可能性を開いたりすることで、人と自然にやさしい環境の創出を目指しています。
都心の大規模複合施設である「WITH HARAJUKU」は、敷地に対面する明治神宮の杜を原宿の路地にまで拡張するように木のフレームで囲まれた立体通路を展開し、新しいまちの動線を創り出すことで地域の持続的な発展を促す計画となっています。
東京・練馬区の住宅街に建つ「竹中育英会学生寮」は、壁式RC造と木造のハイブリッド構造を採用し、RC造の高い居住性と耐久性を確保しながら、木の持つ柔らかさと心地よさを享受できるよう計画しました。寮室というプライベートの空間から、共用部・中庭を経て、まちに開いた前庭にいたるまで、新工法を含む様々な木質材料を介して領域が重層的に連続する空間となっています。
本セミナーでは、「WITH HARAJUKU」と「竹中育英会学生寮」の設計・施工事例をご紹介しながら、今後の木材利用の展開と可能性についてお話しします。
●補助金ミニ講座/14:30~15:00
多摩産材や国産木材を活用した東京都内の建築物に使える補助金「にぎわい施設で目立つ多摩産材推進事業」「木の街並み創出事業」「中・大規模建築物の木造木質化支援事業」の概要とよくあるご質問等についてご説明します。
説明対象の補助金:
にぎわい施設で目立つ多摩産材推進事業
木の街並み創出事業
中・大規模建築物の木造木質化支援事業
[ 第二部 ] 補助金個別相談会
●補助金個別相談会/15:15~18:00 ※予約優先/時間はお申込み受領後にご相談・調整させていただきます。
補助金活用を検討している方々に向けて、個別の相談ブースをご用意しています。
ご検討中の事例が実際に補助金対象になるのかなど、具体的なご相談をお受けします。
この機会にお気軽にご相談ください。
MOCTIONツアー/15:15~18:00 ※申込不要/当日参加可(展示は自由見学)
東京都が運営する「国産木材の魅力発信拠点 MOCTION」内のモデルオフィスエリア、自治体展示エリアをはじめ、国産木材を使用した製品を展示する「MONTHLY COLLECTION」、都市に多くの炭素を貯蔵することをコンセプトとした「カーボンストックファニチャー」、そして館長 隈研吾に関わる展示「隈研吾ライブラリー」などをご案内します。
来場者特典
ご来場いただいた皆様には、以下のプレゼントをご用意しています。
・多摩産材製品取扱い事業者一覧
・木製品カタログ(外構編及び建築資材、家具・什器等)
・ノベルティ