働く・遊ぶ・休む――。日々の暮らしを自分らしく“たしなむ”場所があれば、もっと充実した毎日を過ごせそうです。
インテリアスタイリスト&プロップスタイリストの窪川勝哉さんが、自らリノベーションを手掛けられたご自身のアトリエ「白鷺住宅」の雰囲気や手法を再現しながら、居心地のよい空間に設えました。
一枚板テーブルの食卓を中心としたダイニング空間と、ミラーディスプレイやイージーチェアでくつろぐリビング空間を段差でゆるやかにゾーニング。
OZONE館内ショールーム、OZONEカタログライブラリー登録企業の商品でコーディネートしました。
いつもの場所をとっておきの場所にする、窪川勝哉さんのコーディネートをご覧ください。
会場構成・スタイリング/窪川 勝哉(Katsuya Kubokawa)

インテリアスタイリスト&プロップスタイリスト。インテリアのみならず車や家電、ステーショナリーなどプロダクト全般に造詣が深いインテリアスタイリスト。2002年の独立以来、インテリア&プロップスタイリストとしてテレビ番組などのインテリアコーナーや、雑誌のインテリアページのスタイリングを手掛ける。雑誌、TVなどのメディアでのスタイリングの他、ウインドウディスプレイやマンションのモデルルーム、イベントのデコレーションなども手掛ける。
公式サイト:窪川 勝哉|Interior&Prop Stylist
インタビュー記事:レトロな邸宅に最新家電が調和する 暮らしのたしなみ
窪川勝哉さんの本展示のスタイリング “こだわりポイント”
ファッションコーディネートで「アズーロ(青)エ(&)マローネ(茶)」という流行に左右されることのない、ファッションの王道スタイリングがあるのですが、このカラーパレットをインテリアのスタイリングに用いてみました。
また、展示にスキップフロアのような段差を設けることで、立体感のある空間にしつつ、階段下の空間はおこもり感の出る空間に仕上げています。
たしなみの空間なので、“良き音楽と良き映像”はマストでご用意させていただきました。
二人で語らう、一人で愉しむリビング
ゆったりとしたイージーチェアに座って映画鑑賞を堪能できるリビング。暖炉の映像をバックに語り合うのもおすすめです。大人が一日中愉しめる空間を作りました。

イージーチェア JK-09

ヤコブ・ケア(Jacob Kjær)デザインのウィングバックチェア。椅子全体の90%以上が天然素材で構成され、夏は涼しく、冬は暖かく、人の体温が椅子に蓄積される椅子。肘からつながる両サイドのウィングが頭を支え、うたた寝用の椅子としてもお使いいただけます。
サイドテーブル IE-07ST

繊細な脚の美しさが際立つ、岩倉榮利デザインのサイドテーブル。天板の高さがやや高めなので、ソファと合わせてカフェスタイルでの使用がおすすめです。サークル天板は厚さ25㎜の無垢材を使用しています。
ミラーディスプレイ GLAS LUCE FRAME32

置き型タイプのミラーディスプレイ。クラシックモダンの美しいデザインの額縁で飾ったGLAS LUCE のFRAMEシリーズです。インテリア空間に高級感を演出する、洗練されたBGVやデジタルアートとしてご使用いただけます。
ロールカーペット サンオスカー(株式会社サンゲツ)

豊富なカラーラインアップから自分好みの色が見つけられるベーシックなナイロンカットパイル商品。くり抜きや円形、柱をよけてカットするなどの変形加工もできます。防炎・帯電・防ダニ加工が施してあるので、家で過ごす時間が長くなる冬の暮らしも安心です。
家族や仲間と集うダイニング
落ち着いたトーンの一枚板テーブルとコーディネートした、座り心地の良いダイニングチェア。見せる収納としても使えるリビングボードにオブジェを飾れば、おもてなし空間も演出できます。

一枚板テーブル天板 ウェンジ

アフリカ中央部に生育し、独特でモダンな漆黒の木として、様々な家具に使用されているウェンジの木材を使ったダイニングテーブル天板。板面に現れるさざ波のようなリップルマークが繊細で美しい模様を描きます。衝撃や曲げに強く、耐摩耗性が高いのも特徴です。
リビングボード No.1408

奥行きを抑えたスリム設計なので、リビングでの間仕切りやダイニングでの収納棚など、置く場所を選ばないリビングボード。片扉タイプの上吊り引戸で、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けできます。
ダイニングチェア DA-4900M

良質な無垢材をふんだんに使用し、デザイン性と坐り心地の良さを徹底的に追求したダイニングチェア。背中をしっかり支える高さのある背板は、背板全体に体が当たるよう設計。体圧が分散されて安心感のある背当たりに。座面は曲木加工でカーブを施し、ゆったりと快適な座り心地です。