お気に入りの映画や好きなアーティストのライブ映像、迫力あるスポーツの試合を自宅のホームシアターで楽しみたいと思いませんか?
今回は、WEB OZONE編集スタッフがリビングデザインセンターOZONE6Fの「ホームシアターファクトリー 新宿ショールーム」を訪れ、ショールームスタッフの関さんのご案内で実際にホームシアターを体験して来ました!
興味はあるけど何から始めたらいいか分からない、いきなりショールームに行くのはちょっと不安という方へ、ぜひご参考にしてください。
― 3つのホームシアター空間を気軽に楽しめる、体験型ショールーム
ホームシアターファクトリー 新宿ショールームは、日本最大級のホームシアター専門店「アバック」が2024年にオープンしたコンセプトショップ。
これまでのショップは、映像機器やオーディオ製品がずらりと並び、性能を比較できることが特長でしたが、初心者の方にとっては少しハードルが高かったのだそう。
そこでまず、ホームシアターの楽しさを知ってもらい、自宅に設置したイメージができるように、3つの空間を設けた体験型のショールームを完成させました。
予備知識がなくても、実際にホームシアターを体験しながら、スタッフの方の分かりやすい解説でイメージを膨らませることができます。
今回、手軽にホームシアターを導入したい方に向けた「スタイリッシュシアター」、リビングを瞬時に非日常空間へ変える「2Wayリビングシアター」、そして本格的な専用ルームを自宅に設ける「専用室シアター」、それぞれの空間を体験して来ました。
― ①省スペースでシンプルに楽しむ「スタイリッシュシアター」
はじめに目に入るのは、入口からすぐの場所に設けられた「スタイリッシュシアター」。
リビング空間に自然に溶け込むシンプルなホームシアターで、スペースを取らず手軽に本格的な映像体験をしたい方におすすめとのこと。
パネル型スクリーンに、近距離から投影できる【超短焦点】プロジェクターを組み合わせ、6畳ほどのスペースに大画面を実現しました。
スピーカーを内蔵した新発想のスクリーンは、映画館と同じように画面そのものから音を発することができ、映像と音の一体感を味わえます。
最近はテレビの画面もどんどん大きくなっていますが、このスクリーンはテレビではまだ手が届きにくい102インチというスケールで、プロジェクターの大画面をテレビのように日常的に使用できるのが魅力。
プロジェクター本体に主要な映像配信サービスが入っているため、手軽にお好みの番組を見られます。
ホームシアターでは、映像と共に【サラウンド】と呼ばれる立体的な音響効果が重要とのこと。
ベーシックなサラウンドシステムは【5.1ch】と呼ばれるもので、見る人を囲むように、前方の左右とセンター(3ch)、後方の左右(2ch)、低音だけを再生する【サブウーファー】(0.1ch)という計6つのスピーカーを配置した構成。
このうち前方の3chのスピーカーがスクリーンに内蔵されています。
さらに壁や天井に埋め込みスピーカーを増設することで、部屋の景観を変えることなく、本格的なサラウンド空間を作ることも可能なのだそう。
実際にソファに座って、専用の映像ソフトで花火や沖縄の美しい海の映像を体験。
花火は映像に比べ音が物足りなくなるのではと心配しましたが、スクリーンから直接音が響いてくるため、生で見ているような迫力がありました!

スタイリッシュなアルミフレームはまるで額縁のような印象。
耐外光スクリーン採用で無駄な光を吸収し、昼間や照明がついている環境でも明るい映像が見られます。

【スタイリッシュシアター 施工事例】
マイホームシアター765
〈新築・リビングシアター〉
120インチ・サウンドシステム内蔵超短焦点シアター
超短焦点プロジェクターとスピーカー内蔵スクリーンを組み合わせた「スタイリッシュシアター」の事例です。
天井スピーカーを設置して最新のサラウンドフォーマットにも対応しています。
― ②リビングがボタン1つで映画館に変わる「2Wayシアター」
「スタイリッシュシアター」の奥にある「2Wayシアター」は、普段テレビを見ている空間を好きな時に映画館に変えられる、最もポピュラーなホームシアターです。
65インチのテレビの上部に100インチの電動スクリーンが設置されていて、タッチパネルディスプレイからボタン操作1つで簡単にスクリーンとテレビの切り替えができます。
「ホームシアターは、日常にはない大画面と厚みのある音を作り出し、いかに非日常空間を作り出すかが大切なんです」と語る関さん。
普段のテレビのスピーカーでは、映像に含まれている音声を全て再現できておらず、複数のスピーカーを設置することによって、本来の迫力ある音が再現できるのだそう。
普段はスクリーンを上げて、テレビを見る日常のスペースに。
設置されている米Ashley社製のソファは「ゼログラビティ」とも呼ばれ、座り心地抜群です。
そのため、ホームシアターには複数のスピーカーを鳴らすAVアンプが必要不可欠。
操作する機械が多く難しく感じるかもしれませんが、集中コントロールシステムによって、スクリーンが降りてくると同時に、音声をサラウンドに切り替えて、照明を落とし、映画館のような空間を作り出すことが可能に。
さまざまな機材や照明のボタンを操作することなく、簡単に本格シアターを実現できるので、機械の操作が苦手な方にも喜ばれています。
また、昔はコアな映画ファンのお客様が多かったそうですが、今はスポーツ観戦やゲーム、お子さまのホームビデオを鑑賞するなど、ホームシアターの用途も多様化しているとのこと。

【2Wayシアター 施工事例】
マイホームシアター767
〈新築・リビングシアター〉
120インチ 5.1.4ch ATMOSシアター
リビングを使い、スクリーンとテレビの2Wayシアターを構築しています。
正面には音質にもこだわった海外製(B&W)のスピーカーを配置、天井にはスピーカーが4本埋め込まれ、最新サラウンドフォーマットに対応する本格仕様です。
― ③自宅がまるで映画館!没入感たっぷりの「専用室シアター」

ホームシアターの没入感をもっとも味わうなら、やはりシアター専用の部屋をつくること。
生活空間との共有が魅力のリビングシアターではどうしても制約が出てしまうところを、専用室なら思い通りの音量とこだわりの画質を実現できます。
壁も全面黒色の専用暗室内には、最新のプロジェクターや最大13chによるサラウンドを実現できるAVアンプが配置されていて、ひな壇を設けたオリジナルのシアターチェアに座れば、まるで小さな映画館を訪れたような感覚に。
実際にシアターチェアに座ってさまざまな映像作品やライブ映像などを鑑賞すると、思わず時間を忘れて映像に没頭してしまいます。
これまでにない最先端のサウンドフォーマット【ドルビーアトモス】にも対応していて、前後左右だけでなく上下の音も再現できるそう。
専用の映像ソフトでは、360度轟く雷鳴や、空から降る雨音、葉っぱが落ちて自分の周りをまわる繊細な音など、とてもリアルに体感できて驚きました。
これからホームシアターを始めるなら、こうした最新のサラウンドシステムに対応できるように合計7本のスピーカーにサブウーファー1本を加えた「7.1ch」のシステムがおすすめとのこと。
関さんのお話では、「オーディオの趣味の世界にも似ていますが、ホームシアターは1人ではなく、家族や仲間と共有して楽しむことで広がっていくことが魅力」なのだそう。
確かに、プライベート空間だからこそ、大きなスポーツイベントの際に仲間を呼んで盛り上がったり、家族で食事をしながら鑑賞したり、自由に楽しむことができます。

【専用室シアター 施工事例】
マイホームシアター783
〈戸建て・専用室〉
185インチパネル型/150インチ電動スクリーン7.4.6chシアター
映画館と同じシネマスコープサイズのスクリーン、8K対応ハイエンドプロジェクター、海外製のハイエンドスピーカー(B&W)等を贅沢に使用。
床に段差を設けてシアター用のチェアを配置し、ホームシアターファクトリーオリジナルのスピーカーを複数使用した、正に「ミニシアター」のような空間です。
どこまでの映像・音声のグレードを求めて、どのくらいの予算をかけるかによって、ホームシアターの規模は変わってきます。
まだ具体的にイメージできていなくても、まずはショールームで3つの空間を体験してみませんか?
イメージがある方は、家の間取りや設置したい場所の写真があればスムーズにご相談いただけます。
ご自宅にぴったりのホームシアターを見つけに、ぜひお気軽にショールームへお越しください。

ホームシアターファクトリー 新宿ショールーム
館内ショールーム
大型スクリーンと大迫力サラウンドの映画館、コンサート会場での感動と一体感、スタジアムで味わう勝利の余韻と臨場感。ホームシアターは、それらを家にいながらにして体感できる最高のホームエンターテイメントです。
ホームシアターファクトリーでは、様々なアイテムや実際に体験できる場の提供を通じて、より多くの方々にホームシアターの魅力を伝えてまいります。
※2025年5月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。