2022年6月28日(火)まで開催中の【OZONE館内ショールーム新作展示会 OZONE NEW ITEM EXHIBITION】(以下「新作展示会」)より、注目の新商品の特徴や開発ストーリーなどをショールームのスタッフが解説します。

ハーフェレジャパン新宿ショールームは、ヨーロッパの家具金物を取り扱うドイツのブランド「ハーフェレ」の商品を幅広くご紹介しています。今回の展示では、【Model H1910】を中心に家具用ハンドルを展示していることから、【Model H1910】の魅力とともにデザイナーが知っておくべきハンドルの選び方についてお話を伺いました。

ハンドルをインテリアデザインとして楽しむ

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Model H1910
材質 亜鉛合金
サイズ L 190×H19㎜、ホール間隔128/160㎜
上からシャンパンカラーつや消し、黒ラッカー調真鍮メッキ、アンティーク調真鍮メッキ、真鍮メッキ

世界的な金物ブランドであるハーフェレは、家具の小さなパーツや収納システム、LED照明から建具金物まで、時代のニーズに即した多様なプロダクトを扱っています。その中から、コロナ禍において高まった住宅のインテリアを充実しようというトレンドを意識し、今回の展示では家具用ハンドルをご紹介しています。

メインでご紹介している【Model H1910】は単なる家具用パーツではなく、インテリアデザインとして楽しめる、ファブリック調のデザインが特徴です。技術的・機能的なものであるハンドルにあたたかみのある個性を与えたことが評価され、世界最大級のデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞2019のプロダクトデザイン賞を受賞しました。現在ヨーロッパでは小さめの家具やアンティーク調の引き出しハンドルとして多く採用されています。

仕上げは4タイプあります。家具金物のカラートレンドはここ最近ブラックですが、トラディショナルなデザインにはアンティーク調を合わせるなど、面材とのコーディネートを楽しんでいただけます。

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ショールームではハーフェレ社の各種金物を、照明システムや収納システムとともに展示。金物を通してヨーロッパのインテリアのトレンドにふれることができる

収納の使いやすさはハンドルで変わる

デザインに魅力のあるハンドルはインテリアのアクセントになりますが、ハンドルを選ぶ際には意匠性だけでなく機能面からの検討が欠かせません。機能的に適切なハンドルを選ぶことで、収納の出し入れがしやすくなるとともに開閉のトラブルを防ぐことができます。

たとえば、重量のある引き出しやスイングアップ式の扉には、しっかりと手をかけられるハンドルが向いています。しっかりとした手がかりがあることで力を入れやすくなり、使い勝手が向上します。逆に、力のいらない小さな引き出しでは、【Model H1910】のように手がかりの浅いものでも不都合はなく、意匠性を楽しめると思います。

また、ハンドルを設置する場所にも注意が必要です。扉や引き出しの開閉時には手のかかる場所に力が集中し、毎日開け閉めをしていると、扉の開閉時に不具合が生じるおそれがありますので、金物にかかる力のバランスを考慮しながらハンドルの設置場所を決めることをおすすめします。

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中央に手をかける部分のあるハンドルプロファイルの例。照明は奥にあるものを探しやすくするとともに、
デザインのモダンさを際立たせる

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特注カラーのハンドルプロファイル。面材のカラーに合わせることで、より洗練された印象に

ハンドルプロファイルでフラットな意匠を機能的に

現在、キッチン収納をはじめ造作家具では、シンプルでフラットなデザインが好まれる傾向にあります。フラットなデザインを実現する手段の一つとして、「ハンドルプロファイル」があります。ハーフェレのカスタムオーダーメイドのサービスでは、指定のサイズに合わせてカットし、ご指定の切り欠き加工をした後、アルマイト加工をします。1個から注文でき、すぐ組み立てられる形で納品される点も好評をいただいています。

ショールームより

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ハーフェレ ジャパン
営業部 マネージャー
大木 聡 さん

リモートワークしやすい空間づくり等、リフォームで造作家具を希望される方も増えているようです。限られたスペースの収納では、扉を開ける向き、扉の開け方等に制約があるかと思います。金物に関することで気になることがあれば、気軽にご相談ください。ヨーロッパのトレンドをふまえ、機能的な金物選びをお手伝いいたします。


取材・文/長野 伸江
※2022年4月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございます。

ハーフェレ ジャパン新宿ショールーム

館内ショールーム

ヨーロッパは金物の機能性、耐久性、デザイン性について意識が高く、サイズも豊冨です。ぜひ実物でその魅力をお確かめください。