内外が一体となり別荘気分が味わえる 大人のリラクゼーション平屋 〜OZONE家designの事例から〜

主庭を望むリビングで。「庭と建物がバランスよく配置されている家が理想でした。桜など樹木の成長も楽しみ」とおふたり。

  • 静岡県・浜松市
  • 家族構成:夫50代 妻50代(取材当時)
  • 竣工:2017年12月

くつろぎと暮らしやすさを両立させたいと念願

玄関ホールの正面に広がるのは、ワイドな地窓で切り取られた和風の坪庭。このもてなしに見とれつつ通路を進むと、そこはリビング。2方向の開口から視線が外部まで延び、開放感で満たされます。
ご夫妻は長年暮らした都内から、高齢になった夫の親の近くに住むため転居を計画。「たぶん自分たちで建てる最後の家となるので、できるだけ要望を反映させたいと思いました」(ご主人)。多忙なご主人は、仕事から帰ってきたときにホッとできる家がマスト。別荘のように心地よく、しかも暮らしやすい家を建てたいと、おふたりで夢を描いたそうです。

逆L字型の平屋に庭を一体化させたデザイン

建築家の遠藤誠さんは、約158坪の広さを生かしつつ、敷地の形状に沿う逆L字型の平屋を提案。そこにご夫妻の要望である、庭と建物が一体化した家をデザインしました。「建物は、囲う必要のある水回り関係、個室群、ガレージなどを分棟的に配置し、その中央に大屋根を架け、下をリビングとしたイメージです」と遠藤さん。「3棟が異なる機能を持ち、中央のリビングでゆったりするのは、どこか日本旅館のような雰囲気。面白いなあとわくわくしました」(ご主人)。
リビングの背面にはダイニングキッチンがあり、双方は緩くつながる位置関係。さらにキッチンから水回りなどを経て玄関やガレージに通じるいわば裏動線を確保。こうした家事に関わる機能性が、リビング側の非日常性をより高めていると言えます。

多彩なビューポイントがもたらす豊かな暮らし

優先順位の高かった庭は、平屋の形状を生かして大きく3つ設置。南側の主庭は、桜をはじめとした数々の植栽が見もの。アウトドアリビングとして、コンクリートのベンチなども造り付けで設けました。
建物の脇にしつらえたバラの庭は、以前から栽培に親しんでいた奥さまの要望で実現。「リビングから出て世話をしやすく、ダイニングや個室からも眺められて満足です」(奥さま)。さらに和風の坪庭も加わり、ビューポイントは多彩そのもの。「庭との関係で環境が変わることを実感。どの部屋からも違った風景が眺められ、飽きることがありません」とうれしそうに話すご主人です。

大規模な平屋のスケールが感じられる、エントランス方向からリビングへの眺め。しっとりとした前室と、坪庭のファーストビューが来客をもてなします。

リビングは勾配天井とし、最上部に窓を設けて換気にも配慮。大開口に加え、外壁を室内に延ばして内外の一体感を創り上げています。ソファの左方に見えるのはDK。

主庭から建物をとらえて。高い屋根を架けた棟がリビング。右側に延びる棟はプライベートの個室群。庭にはコンクリートのベンチを設置し、戸外用のソファを置いてくつろげるようにしました。
(写真:益永研司写真事務所)

リビングの前は深い軒下で守られた土間。天候に左右されず戸外気分が味わえます。
(写真:益永研司写真事務所)

バラの庭やリビング越しに主庭も眺められるDK。テーブルの手前にキッチンが。「少しこもった感じもあり、とても居心地のいい場所です」と奥さま。

地窓でフレーミングされた坪庭。部屋は手前の引き戸の全開で、より広々とした空間に早変わり。

道路側からの外観。夕闇が迫る中、リビングの高窓から温かな光がこぼれます。向かって右側はガレージ棟。
(写真:益永研司写真事務所)

玄関ドアは両袖をガラス仕様とし、リビング同様、外壁を建物内に延長させて開放感をアップ。

DKとつながる水回り。洗濯機脇の開口からサンルームに出られ、室内干しもバッチリ。

坪庭は、白玉砂利にモミジの緑が映えてキレイ。もちろん秋の紅葉も絶品!

建物の脇には、奥さまリクエストのバラの庭が。リビングと板張りのDKを挟むように設置されています。

プロの力も借り、植えたバラは約20種類も!

家づくりカレンダー

2015年春頃

実家近くでの家づくりを考え始める

夫の実家近くに家を建てたいと考え始め、家づくりの情報を得るためにOZONEを訪問。「その頃はまだ漠然とした状況でしたが、様々な話を聞けて少し安心できました。」と奥さま。

20163

敷地が決まり、OZONEに家づくりのサポートを依頼する

敷地が決まり、家づくりのサポートを正式に申し込む。「要望を整理するためのライフスタイルシートは、結構量がありましたが、おかげで自分たちがどういう家に暮らしたいのか、よく分かりました」(ご夫妻)。

20166

建築家と面談~コンペ実施

要望から選ばれた建築家約10名の作品ファイルを見て検討し、3名を最終候補として選んで面談。「コンペでは模型を含めた提案が分かりやすく、イメージが膨らみました」とご主人。

20167

建築家決定! 平屋プランに大いに惹かれる

最終候補のうち2人が平屋、1人が2階建てを提案。検討の結果、遠藤さんの平屋プランに決定! 「こういう家で暮らしたら楽しいだろうな、と率直に感じました」(ご主人)。「快適そうな家事動線も高ポイントでしたね」(奥さま)。

20174

実施設計などを経て着工

実施設計、確認申請などを経ていよいよ着工。ご夫妻は休日のたびに現場を訪れ、工程を楽しく見守ったそう。

201712

待ちに待った竣工! 新生活スタート

無事新居が竣工し、植栽も施される。「私たちはもちろん、近くに住む母や妹家族も家の完成をとても喜んで。楽しみにしてくれていたのだなと、よりうれしくなりました」とご夫妻。

コンサルタントからのコメント

家づくりへの漠然とした思いを抱えて、OZONEを訪ねてくださったAさま。ヒアリング用のライフスタイルシートへの記入を通じて、だんだん自分たちがどういう家に住みたいのかが見えてきたと話してくださったのが印象的でした。建築家との相性もとても良く、別荘のようにリラックスでき、動線も快適な平屋の家ができ上がりました。

DATA

敷地面積 522.04m2(158.19坪)
延床面積 203.08m2(61.54坪)
構造 木造軸組工法
竣工 2017年12月
設計 遠藤誠建築設計事務所
施工 アーキプラス
撮影 大槻茂 益永研司
テキスト 田中敦子
敷地面積 522.04m2(158.19坪)
延床面積 203.08m2(61.54坪)
構造 木造軸組工法
竣工 2017年12月
設計 遠藤誠建築設計事務所
施工 アーキプラス
撮影 大槻茂 益永研司
テキスト 田中敦子
協力:住まいの設計(扶桑社)

OZONE家designとは

OZONE住まいづくりコンサルタントが、お客様の叶えたい暮らし、想い描く住まいのよき理解者として、最適な家づくりのプロセスをご提案します。様々な知識が必要な家づくりにおいて、設計者や施工者のペースで進められがちなコミュニケーションもしっかりフォロー。お客様が主役となる、納得感と満足感のある「家」を実現します。

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