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暮らしのかたち

営業時間
10:30〜19:00 水曜定休(祝日除く)
※2020年2月1日(土)より営業時間が変更となります。
住所
東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー内
リビングデザインセンターOZONE 5F
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トークイベントレポート 「モーエンセンの想いを受け継ぐモノたち 」vol.2

Column

暮らしのかたちでは、現在展示企画としてデンマークが誇る FREDERICIA のソファ 〜モーエンセンの想いを受け継ぐモノたち〜を 10/1(火)まで開催中です。
この展示に連動して、7/21(日)にはトークイベントを実施しました。 そのトークイベントの内容を、コラムとして全3回にわたり連載します。今回は前回の続きをお届けします。
展示企画の詳細はこちら
vol.1のコラムはこちら

トークイベントは、語り手として、20年以上に亘りFREDERICIAなどデンマーク家具の販売に携わってきた スカンジナビアンリビング 東京支店代表の羽柴 健 氏と、聞き手として、羽柴氏と共にデンマークへ ヴィンテージ家具の買い付けに出向いたこともあるリビングデザインセンターOZONE館長・塚本 文雄が登壇しました。

―さて、我々がモーエンセンの自邸、そしてフレデリシアの社長宅を訪れた際の写真がありますので、 ここでご覧いただきましょうか。

talk_entrance.jpg それではモーエンセンの自邸からご覧いただきましょう。 左側の写真は、エントランスに入ってすぐのところで、ちょうちんが飾ってあります。早速ここでモーエンセンの日本贔屓が感じられますね。
そして真ん中の写真ががリビング・ダイニングです。もともと設計図では、リビング・ダイニング・キッチンが ひとつの空間に設えられていたそうです。しかし銀行から融資を受けるにあたって、 キッチンだけは別にしないとダメだと言われてしまった。
そこで右側の写真のようにキッチンとの境に、彼は格子の扉を設置しました。 これも日本の障子から影響を受けたものです。食器をみてもアジアのものが多いのが分かりますね。

モーエンセンは自身の授業でこんなことも言っていたそうです。 「デンマークは無駄が多い。その点、日本という国はとても合理的だ。畳を敷いた部屋で食事をした後、 テーブルをたたみ、そこで団らんをして、さらには布団を敷いて眠る…ひとつの空間を最大限に有効に 使っているのだから」と。この逸話からもわかるように、 モーエンセンは、日本にとっても影響を受けていたようです。

talk_room.jpg さて、左側の写真にはソファがありますよね。 モーエンセンは不眠症でした。ですから、眠気を覚えた時にすぐ横になれるよう、ソファが必要だったんです。
これは『2213』というモデルですが、座面が平らなのでデイベッドとしても活躍するんですよ。
そして右側の写真はモーエンセンの子供であるトーマスとピーターの勉強部屋で、窓に面して机と椅子がが並んでいます。 窓からの光を受けながら勉強できる、これもモーエンセンのこだわりです。
フレデリシアの社長であるアンドレアス・グラバーセンの自邸を設計した際も、 子供部屋は同じようにレイアウトしていますから。

talk_President.jpg さて続いて、そのグラバーセンの自邸もご紹介しましょう。 先ほどのモーエンセンの自邸が、身の丈にあったささやかな設えだったのに対し、こちらはまるでミュージアムのような設えです。
モーエンセンがデザインした革張りのソファにスパニッシュチェア、 フィン・ユールがデザインしたチーフテンチェアなど、デンマーク家具の逸品が勢ぞろいしています!

―どれも革が使いこまれてとってもいい風合いですよね。新品時よりもぐっと風合いが増して味があるように思います。

talk_President02.jpg そうですね、デンマーク人は、この使いこまれた風合いをとっても好みます。
日本ではusedの家具を買うことにまだまだ抵抗を感じる人が多いかもしれませんが、 デンマークでは、よくぞここまで育ててくれた!と喜ばれるんです。 自分でこの状態にしようと思ったら20年もかかるのですから、すでに使い込まれてかっこいい状態になっているなんて、 こんな好都合なことはありません。

―日本だとどうしても新品が好まれる傾向がありますが、メンテンナンスはどうしたらよいのでしょうか?
メンテナンスクリームを定期的に塗るということですね。とはいえ、私はほとんどノーメンテナンスですけれど、 どんどん良い味になってきていますよ。

―なるほど、革とファブリックを迷う方も多いようですが、違いはどうでしょうか?

talk_2209.jpg やはりもちが違います。あくまでも目安ですが、革ですと50年、ファブリックですと20年ぐらいでしょうか。
実は芯材も異なりまして、革の方はフェザーとウレタンチップを混ぜて、比較的ゆったり作ってあります。 ファブリックの方はウレタンをきっちり入れて、ピンと張ってつくってあるんです。
暮らしのかたち店頭に展示してある2209は革張りですね。海外ですとコントラクト用にも家庭用としても人気があります。 ポイントは後ろ脚です。細くてちょっと斜めにデザインされていて後ろから見てもとってもきれいなんです。 そして革は使いこんだ時の風合いがなんともいえない良い味になりますよ。

次回はボーエ・モーエンセンのプロダクトと調和する現代のモダンデザインについてお伝えします。どうぞお楽しみに。

過去のコラム一覧はこちら

2019/09/06 更新

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