北欧と日本のアイテムを中心とした家具と日用品のお店

暮らしのかたち

営業時間
10:30〜19:00 水曜定休(祝日除く)
※2020年2月1日(土)より営業時間が変更となります。
住所
東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー内
リビングデザインセンターOZONE 5F
営業時間
10:30〜19:00 水曜定休(祝日除く)
※2020年2月1日(土)より営業時間が変更となります。
住所
東京都新宿区西新宿3-7-1
新宿パークタワー内リビングデザインセンターOZONE 5F

More

アクセス・営業時間
  • TOP
  • News
  • トークイベントレポート 「モーエンセンの想いを受け継ぐモノたち 」vol.1

トークイベントレポート 「モーエンセンの想いを受け継ぐモノたち 」vol.1

Column

暮らしのかたちでは、現在展示企画としてデンマークが誇る FREDERICIA のソファ 〜モーエンセンの想いを受け継ぐモノたち〜を 10/1(火)まで開催中です。この展示に連動して、7/21(日)にはトークイベントを実施しました。 そのトークイベントの内容を、コラムとして全3回にわたりお届けします。
展示企画の詳細はこちら

トークイベントは、語り手として、20年以上に亘りFREDERICIAなどデンマーク家具の販売に携わってきた スカンジナビアンリビング 東京支店代表の羽柴 健 氏と、聞き手として、羽柴氏と共にデンマークへ ヴィンテージ家具の買い付けに出向いたこともあるリビングデザインセンターOZONE館長・塚本 文雄が登壇しました。

―まずは、デンマークでは有名なメーカーがたくさんありますが、フレデリシアは どんなメーカーなのか教えてください。

Mogensen_02.jpg はい、デンマークでは3つのメーカーがよく知られています。 主に、クラシック家具の製作をメインとしているカール・ハンセン、コントラクトで活躍しているフリッツ・ハンセン、そして、 3つめが、その両方を兼ね備えているフレデリシアです。
フレデリシアの歴史を簡単に紹介しますね。 創業者であるアンドレアス・グラバーセンが前身の家具会社から工場を購入し、デザイナーとしてボーエ・モーエンセンを 招いたところから歴史がスタートします。それが1955年。 アンドレアスは、モーエンセンが家具部門の主任を勤めていたFDB(デンマーク生活協同組合連合会)のスタッフだったこともあり、 モーエンセンのことを良く知っていて、大好きだったそうです。1950年に独立したモーエンセンと仕事がしたい一心で工場を買ったと聞きます。

―FDBでは、消費者の生活レベルを上げることを目指して、庶民のための家具を作っていたモーエンセンが、 フレデリシアで最高級の家具をつくるようになったのはなぜでしょうか?

talk_J39.jpg モーエンセンは与えられた条件や枠の中でデザインするのが好きな性分で、自由気ままに創作するタイプではないんです。 要望に対して最適な応えを出す才能に長けていたんですね。 だから、FDB時代も、フレデリシア時代もそれぞれに合ったデザインをおこすことができたんです。
若い頃にFord社で車がオートメーションのラインで大量生産されていたのを見て大きな影響を受け、 一般の人が使える家具を大量生産したいという思いが強かったといいます。その想いはFDBで存分に生かされました。
一方、フレデリシアでは最高品質の素材や、職人の技と出会って、それらを存分に活かしたデザインをたくさん生み出したんです。 (画像:FDB時代にデザインした椅子J39とフレデリシア時代にデザインしたテーブル)

―フレデリシアは現在、どんなコンセプトでモノづくりをしているのですか?

talk_Spanish.jpg 社長が2代目のトーマス・グラヴァーセンに移ったとき「モーエンセンのデザインはもう古い!」と、 新しいデザインを奨励しました。 そのことでフレデリシアが不調になった時期もありましたが、2015年に現在のCEOであるモラーを社長に迎えたことで、 再び息を吹き返しました。「フレデリシアが大切にしなければならないのは、ヘリテイジ(遺産)だ」として、 モーエンセンのデザインを軸にしてブランドを立て直したのです。
彼女は新しいデザイナー達に、モーエンセンのプロダクトに馴染むデザインを求めました。 現在フレデリシアには、世界中の新しいデザイナーによるプロダクトがラインナップされていますが、 どれもモーエンセンの家具と違和感なくマッチして、新たな世界観を生み出しているんです。
(画像:モーエンセンがデザインしたスパニッシュチェアと現代のフレデリシアのプロダクト)
次回はフレデリシアの社長グラバーセン邸と、ボーエ・モーエンセンの自邸を訪れた際の 様子をお伝えします。どうぞお楽しみに。

過去のコラム一覧はこちら

2019/08/23 更新

シェアする

ページトップへ