建て替えで実現!美しさとくつろぎを両立させた家

〜OZONE家designの事例から〜

リビングで憩うご夫妻と次女。階段は家具のように空間に溶け込み、ソファやダイニング側との会話も自在。

  • 東京都・小金井市
  • 家族構成:夫48歳 妻43歳 長女16歳 次女10歳(取材当時)
  • 竣工:2015年12月

リフォームから新築にシフト変更

都内の静かな住宅地に位置するK邸。建て替え前は夫の実家でKさん一家もここに住んでいましたが、部屋の仕切りが多く、暗くて通気性もいまひとつ。さほど古くなかったため、当初はリフォームで明るく広々とさせたいと望んだそうです。

ただ調べてみると、建築時と現在では建ぺい・容積率が変わっていて、リフォームでも大掛かりな工事だと減築となることが判明。「また建築家の廣田悟さんから、リフォームでは明るい空間の実現が困難との報告が。親身なアドバイスに納得し、建築資金もめどが立ったため、新築に計画を変更しました」とご主人は振り返ります。

吹き抜けの壁沿いにめぐらせた階段が家族をつなぐ

夫妻の要望は、明るく暖かで、大勢が集えるダイニングがあり、さらに収納が多く掃除がしやすい家。敷地は隣家が迫る環境で、LDKを2階とする案も考えられましたが、イメージしづらく、荷物を運ぶのもいずれ負担になるのではと、1階設置に落ち着いたそうです。
完成したのは、開口部が少なく控えめな外観でありながら、室内に入ると明るいLDK大空間が広がる家。リビングは吹き抜けで、壁沿いにめぐらせた階段が目を引きます。「キッチンから外出前や帰宅時の娘たちの姿を確認でき、開放感もあって大好きな階段です」と奥さま。

隣家が迫っていても明るく開放的に!

また、プライバシーを守りながら効果的に光を取り込むため、窓の位置や大きさを慎重に計画したのも特徴的。南側からの採光は吹き抜け上部からとし、さらに東側は直接前面道路と接するのではなく、インナーテラスでワンクッション置いています。このインナーテラスは庭代わりとして機能し、バーベキューや下の娘さんが友達と遊ぶのにも活躍。「人目が気にならないから、窓のカーテンもほぼ不要。のびのびと暮らせて快適です」と奥さまは笑顔で語ります。
2階には個室と水回りを配置し、子ども室には多用途に使えるロフトを設けました。さらに廣田さんの作品で好評だという地下収納や、大容量パントリーも用意。そのぶん空間が広々としてスッキリ!ペンダントライトなどのインテリアも映えるK邸です。

内部の開放性を想像しにくい、閉じた外観。外構扉とアプローチも丸ごとクローズで、内部に視線が入りません。

東側の引き違い窓がインナーテラスへの出入口。蹴込みがオープンで軽快な階段は、光を通すのにも有効。

吹き抜け上部からの見下ろし。南側の開口を高い位置につけてたっぷりの採光を確保しつつ、1階LDKのプライバシーに配慮しています。

ダイニングとキッチン方向。正面の板張りの壁に仕込んだ間接照明が、夕食のひとときをやさしく彩ります。

穏やかな採光をもたらす北側のライトコート。開口の脇に取り付けたお仏壇が家族を見守ります。

リビングとガレージの間のインナーテラス

キッチンは2列配置

大容量のシューズクローゼット

天井の高い子ども室

ロフトを装備

ご主人の書斎

家づくりカレンダー

2014年春頃

最初はリフォームを検討

築20年になる実家を父から受け継いだご主人。建物はしっかりしていたが、家族の暮らしやすさの向上のため、リフォームを検討する。

20146

OZONEを訪問し、建築家の紹介を受ける

リフォームの相談にOZONEに足を運ぶ。「家を建てた友人から評判を聞き、訪ねました」(奥さま)。OZONEコンサルタントに相談しながら建築家の作品ファイルなどを見て、戸建てリフォームの経験が豊富な建築家2人の紹介を受ける。

20147

計画を見直し、建て替えに

建築家から、現地調査を踏まえて費用対効果を考慮し、リフォームよりも建て替えがふさわしいとの提案が。ご夫妻は最初迷ったが、納得のうえ見直しを承諾。この後、廣田さんに新築の設計を依頼する。

201410

具体的な設計がスタート

設計が本格的に進められる。建築家は男女2人のユニットで、廣田悟さんがハード面、廣田泰子さんがソフト面を担当して進められた。「つくってくれた建物のミニチュア模型を見てわくわくしました」とご夫妻。

20155

いよいよ着工!

思い出深い実家を取り壊していよいよ着工。期間中、建築家と現場監督とのやりとりがスムーズで、さらに職人さんたちの腕もよく、順調に工事が進められる。

201512

計画どおり新居が完成!

予定どおり年内に完成し、無事新居で正月を迎えられる。「春から長女が受験生になるので、その前に落ち着いた環境となり、それもホッとしました」(奥さま)。

コンサルタントからのコメント

特に印象深いのは、計画段階でのリフォームから建て替えへの変更でした。K邸の場合、現在の建ぺい・容積率に合わせるのが大きな課題。建て替えだとゼロからのスタートになるため、リフォームよりも断然広々とし、明るい住まいが可能に。費用対効果も考慮し、建て主さまに親身な提案をした建築家と、それを受け入れた建て主さま両方の力が合わさり、素敵な住まいが出来上がりました。

DATA

敷地面積 171.68m2(51.93坪)
延床面積 137.32m2(41.53坪)
構造 木造
竣工 2015年12月
設計 廣田悟建築設計事務所
施工 渡邊技建
撮影 大槻茂
テキスト 田中敦子
敷地面積 171.68m2(51.93坪)
延床面積 137.32m2(41.53坪)
構造 木造
竣工 2015年12月
設計 廣田悟建築設計事務所
施工 渡邊技建
撮影 大槻茂
テキスト 田中敦子
協力:住まいの設計(扶桑社)

OZONE家designとは

OZONE住まいづくりコンサルタントが、お客様の叶えたい暮らし、想い描く住まいのよき理解者として、最適な家づくりのプロセスをご提案します。様々な知識が必要な家づくりにおいて、設計者や施工者のペースで進められがちなコミュニケーションもしっかりフォロー。お客様が主役となる、納得感と満足感のある「家」を実現します。

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