コンパクトでモダンな別荘〜OZONE家designの事例から〜

モダンだが可愛らしい印象の外観。薪ストーブの置いてある土間リビングは、外と内とが曖昧な不思議な空間。撮影:本田勝久/FOTOTECA

  • 山梨県・南都留郡
  • 家族構成:夫58歳 妻56歳 父84歳(取材当時)
  • 竣工:2015年11月

寒冷地が得意な建築家を探しにOZONEへ

涼しいところで夫婦共通の趣味のゴルフを楽しみたいと、セカンドハウスを建てる決意をしたUさん夫妻。手に入れたのは東京の自宅から車で2時間以内、電車やバスでもアクセス可能な富士山麓の別荘地でした。早速、地元の工務店に設計を頼んだのですが、出てきたプランになんだかピンと来ません。そこで思い出したのが、雑誌で見かけたOZONE家designでした。
OZONEでは、専属のコンサルタントから複数回にわたってヒアリングを受け、寒冷地の経験がある50人ほどの建築家の資料を渡されました。3人の建築家によるコンペの結果、萱沼宏記さんに依頼すると決めました。「相談しているうちに、漠然としていたイメージが固まっていきました。建築家ごとにまとめられた実例集を一気に見られたのが大きかったです」(奥様)。

コンパクトで使いやすい可変性のある空間づくり

完成したのは富士山麓の林に囲まれた、コンパクトでモダンな別荘です。フルシーズン、毎月のように訪れており、80代の父も心待ちにして毎回同行します。「別荘に着いて木の香りを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、気持ちが切り替わります。時間がたっぷりあるのでたき火気分で薪ストーブの火をおこしたり、普段はしない掃除をしてみたり。定年後に長期滞在するのが楽しみです」とご主人は語ります。
キッチン、ダイニング、土間リビングと空間が続きますが、土間リビングには薪ストーブが置かれ、二方の窓を開け放つと、まるで屋外のような空間になります。ダイニングとの間は建具で仕切ることもできて、バーベキューをすることもあります。
ダイニングとフラットにつながる畳スペースも、障子で仕切れば個室に早変わり。日中はダイニングの一部として、夜は寝室として使用しています。2階のオープンなスペースもブラインドで仕切ることでゲストルームになります。「別荘内をフルに使ってほしいと思って、可変性のある空間づくりをし、その結果、コンパクトなサイズになりました」(萱沼さん)。Uさん夫妻は死角なく別荘を使いこなしており、掃除も楽でとても満足しているといいます。

別荘のプロに頼んで湿気対策もばっちり

吹き抜けで1階と2階がつながり、ハイサイドライトから光が差し込む室内はとても明るい。一般に締め切っていることが多い別荘は、こもった匂いになりやすいけれど、十分な光を取り込みしっかりと暖めることでそれを防いでいます。ほかにも基礎を1m上げたり、年中稼働する除湿器を設置するなど、十分な湿気対策を取りました。「いつ来ても屋内が爽やかです。デザイン段階では理解しきれていなかったことも、使い出すと納得することばかり。別荘のプロに巡り会えて本当によかったです」(奥様)。

キッチンや土間リビングの大開口や、吹き抜けのハイサイドライトから光が入り込み、明るいダイニング。撮影:本田勝久/FOTOTECA

ぐるりと林に取り囲まれているので、窓を開けて露天風呂気分でお風呂に入れます。撮影:本田勝久/FOTOTECA

障子で空間を閉じられる畳スペース。上部空間は閉じずにダイニングとつながっています。撮影:山川修一

まるで屋根付きのテラスにいるような土間リビング。「このソファでいつもくつろいでいます」(奥様)。撮影:山川修一

土間リビングとダイニングを仕切るガラス戸を引き出したところ。土間リビング だけを外にオープンにできます。撮影:山川修一

家づくりカレンダー

20146

土地を購入

ゴルフやスキー、登山が楽しめる涼しい場所にセカンドハウスを建てることを決意。馴染みのあった山梨の別荘地に土地を購入する。

20149

OZONE申し込み

妻が雑誌でOZONEを知り相談に訪れる。そのまま、パートナーの選定から契約までをサポートするハーフコースを申し込む。

201411

3人の建築家でコンペ開始

寒冷地の経験があり、フットワークが軽いという条件で3人の建築家に絞り込みコンペを実施。地元出身の萱沼さんに依頼することに。

201412

設計スタート

コンペのプランをベースに細部を詰めていく。2015年内の入居を目標に、頻繁に打ち合わせを行って一気に進めていった。

20156

工事開始

10本ほど育ち過ぎた木を切り、新たに若い木を植えて土地を若返らせた。冬場は雪が降るので初夏から秋にかけての工事になった。

201511

完成・引き渡し

11月30日に予定どおり竣工し、年末年始を別荘で迎えることができた。

コンサルタントからのコメント

Uさん夫妻はバランス感覚がとてもよいという印象を持ちました。自分たちのライフスタイルを熟知しているからこその要望がありつつ、様々な提案にも柔軟に対応し、迷いなく決断されたことで、予定のスケジュールでこの別荘が建ったように思います。

DATA

敷地面積 705.11m2(213.67坪)
延床面積 118.52m2(35.92坪)
構造 木造軸組工法2階建
竣工 2015年11月
設計 萱沼宏記(PLUSdesign)
施工 富士急建設
撮影 本田勝久/FOTOTECA、山川修一
テキスト 金田麦子
敷地面積 705.11m2(213.67坪)
延床面積 118.52m2(35.92坪)
構造 木造軸組工法2階建
竣工 2015年11月
設計 萱沼宏記(PLUSdesign)
施工 富士急建設
撮影 本田勝久/FOTOTECA、山川修一
テキスト 金田麦子
協力:住まいの設計(扶桑社)

OZONE家designとは

OZONE住まいづくりコンサルタントが、お客様の叶えたい暮らし、想い描く住まいのよき理解者として、最適な家づくりのプロセスをご提案します。様々な知識が必要な家づくりにおいて、設計者や施工者のペースで進められがちなコミュニケーションもしっかりフォロー。お客様が主役となる、納得感と満足感のある「家」を実現します。

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