2017年2月 2日

蚤の市めぐりinフィンランド・ヘルシンキ

yokoyama04_arabia.JPGもう一昨年の話になりますが、フィンランドを旅する機会がありデザインや街並み、食事などを満喫してきました。日々ショールームで北欧のアイテムに触れながら懐かしく思い出すことも多く、今回は蚤の市めぐりについてお伝えしたいと思います。

写真のアイテムは、蚤の市の戦利品だったジャムポットとエッグスタンド。すべてフィンランドのブランド・Arabia(アラビア)の製品です。





訪れた9月のフィンランドは肌寒く、私はコートやマフラーでしっかり防寒対策。しかし、フィンランド人にとって9月はまだまだ「夏」とのことで、現地の人たちはTシャツを着ていたり、サンダルを履いていたりと夏の装いでした。北欧の夏はとても短いので、太陽の出ている時間や暖かい季節を愛おしむようです。
首都ヘルシンキの街はトラムや地下鉄、バスなど交通手段も充実しているおかげで観光しやすく、日本人女性が一人で歩いている姿もよく見かけました。私も2度目の訪問でしたので、温かい現地の方に助けられながらも、1度目よりも深く色々な場所を見てまわることができました。

今回、市内でいくつか開催されている蚤の市(フリーマーケット)をめぐってみることにしました。蚤の市はフィンランド語でKirpputori(キルップトリ)、基本的には5〜9月頃の暖かい時期に行われます。冬は昼間が短く、とても寒いですからね。

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まず向かったのは、ヒエタラハティという臨海エリアのマーケットホール前です。こちらはプロだけでなく、一般市民の方も多く出店する蚤の市で、自宅で使っていたと思われるものが沢山ありました。日本でも知られているArabia(アラビア)やIittala(イッタラ)などの食器類や、Marimekko(マリメッコ)の古着なども多く見かけました。中には「これは果たして何なんだろう?」というヴィンテージ品も。でもそんな中から掘り出し物を見つけるのが蚤の市の醍醐味ですよね。

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ヘルシンキ中央駅から地下鉄で2駅の場所にあるハカニエミマーケットの広場では、日曜日に蚤の市が開かれていました。残念ながらこちらは少ししか見ることができませんでしたが、蚤の市も、100年以上の歴史があるマーケットホールの中もとても賑わっていました。安くて良いものが何でも揃う、地元に愛されるマーケットということがうかがえます。

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最後に、年に1日しか開催されないという「マイイッタラ・ヴィンテージ」。こちらは、同じ時期に開催されていたヘルシンキデザインウィークのイベントの一つで、イッタラやアラビアなどが並んでいました。1日限定、しかもたった4時間のみの開催ですが、レアなものがたくさん。入るために並ぶほどではありませんが、屋内ホールで行われているので、混んでなかなか前に進めないという時間帯もありました。

こうして蚤の市を楽しみ、冒頭のジャムポットとエッグスタンドを購入しました。実は、ミュージアムなどで重い本をいくつか買ってしまったため、荷物の重量オーバーが怖くてあまり大きなものは買えず・・・それでも売り手の方とお話したり、現地の方に混じって買い物したりと、とても良い思い出になりました。

フィンランドをはじめとした北欧各国では、モノを次の世代へ受け継ぐのが普通のことであり、ヴィンテージ市場が確立しています。それは自国のデザインやモノに誇りや愛情を持っている表れでもあります。私たちノルディックフォルムも、末永く使い続けられる素晴らしい北欧の商品たちを紹介していきたいと思っています。

■ノルディックフォルム
https://www.ozone.co.jp/space/nordicform/

【サニー】
ノルディックフォルムスタッフ。「坂」は「さ」にアクセントが付く江戸っ子です。