リビングデザインセンターOZONEは、世界中から厳選された商品が揃うザ・コンランショップをはじめ、内装材、住宅設備、インテリアなど多様なショールーム群、書籍、雑誌やカタログが集まるライブラリーなど、楽しいショッピングやたくさんの情報を入手できる住まい、インテリア、デザインの総合情報スペースです。



ヴィンテージファニチャーと北欧の冬じたく
〜クラシックファニチャーコレクション〜
期間: |
2010年10月28日(木)〜2011年1月11日(火) |
※水曜日(祝日を除く)、および冬期(12/27〜1/3)休館 |
|
協力: |
Stone Flower / biotope / (株)リスティ |
ミッドセンチュリーといわれる1950〜1960年代は、デンマークを中心に多くの北欧家具の名作が輩出された黄金期です。後世になってヴィンテージファニチャーと呼ばれる家具が生まれる背景には、優れたデザイナーとその想像力を形にする技量を持った名工・名匠が出会いがあります。時代に流されることなく風合いが増していく上質な家具はまるでヴィンテージワインのようです。
ノルディックフォルムでは、10年以上にわたりこれらの家具を「クラシックファニチャー」として紹介してきました。今年は「ベスト・オブ・ベスト」ともいえるラインナップを北欧の冬仕度をイメージしたしつらえのなかで紹介します。ヴィンテージの呼称にふさわしいこれらのアイテムは、暮らしのなかに独特の暖かさと温もりを与えてくれるはずです。本物の魅力と時間を経た味わいに触れてみませんか。
■展示アイテム
・フィン・ユール NV53 アームチェア
・ネストテーブル他
・ヴィンテージ陶器類
![]() |
![]() |
![]() |
![]() ※イメージ |
フィン・ユールのNo.45

フィン・ユールのNo.45へのオマージュ
フィン・ユールのNo.45。この椅子は、世界の椅子トップ10のひとつに位置づけられる名作中の名作。正に見事な造形という他はない。
恐らく、フィン・ユール自身にとっても、もっとも思い入れが深く、製作を担当した名匠ニールス・ヴォッダーともども渾身の力を注いだ「一脚の椅子」だったであろう。
8年余り勤めていたヴィルヘルム・ラオリッツエン建築事務所を33才、1945年退社、独立のスタートというべきコペンハーゲン家具職人ギルド展に出品したのが、このNo.45だった。
このNo.45に対する世の評価は高く、それからの椅子デザイナー、フィン・ユールの道がこの一作によって拓けていった記念碑的デザインといえるだろう。
この椅子自身は、現在家具職人ギルドの会長で、家具職人として現役の名匠といわれる、ニールス・ロス・アナセンの手で造られている。
ニールス・ロス・アナセンは、ニールス・ヴォッダーの直系の弟子であり、協力者であるソーレン・ホーンの下で腕を磨いた、正にフィン・ユールのデザインを製作する、その心を伝える匠といえるだろう。
張り替えられた布地は、フィン・ユール存命の時から使用されていた、ハンナ・ヴェダル自らの工房で織られているウールの生地。
デンマーク、ユトランドの南の美しい街、オーベンロウに大きな工房をかまえる、小柄なハンナは、家具、プラスティック、木製玩具などのデザインで有名なクリスティアン・ヴェダルの妹で、彼女の作品はデンマークの多くの城や、美術館、教会で使われ、飾られている。
フィン・ユールのデザイン、ニールス・ロス・アナセンの匠、ハンナ・ヴェダルの織物、そして今では入手の難しいローズウッドの美しい木目と、一流の役者の揃い踏みのような、貴重な、見事な椅子の逸品といえるだろう。
武蔵野美術大学名誉教授 島崎 信
「世界で最も美しい肘掛けをもつ椅子」として知られるフィン・ユールのNo.45。
フィン・ユールが手掛けるデザインの特徴は、彫刻のような美しい造形にあります。まるでペーパーナイフのようなアームは、職人が手作業で丹念に削り出しをし、卓越した技術によってつくり出されました。座面からフレームが浮いたような作品は、この椅子から始まりました。フィン・ユールの作品の数々は、デンマークを代表するスネーカーマスター(家具職人の親方)、ニールス・ヴォッターとの運命的な出逢いによって誕生しました。その後、ソーレン・ホーン、ニールス・ロス・アナセンへと引き継がれ、現存で残っている数は非常に少なくなっています。
現在、ノルディックフォルムでご紹介しているのは、ニールス・ロス・アナセン工房で製作されたブラジリアンローズ(デッドストック)のフレームが美しい作品です。張り地は、デンマークのテキスタイルデザインの第一人者、ハンナ・ベーデルのファブリックを使用し、深みのある優しいライトブルーのファブリックとローズウッドのフレームとの組み合わせは、落ち着きのある上品な仕上がりとなっています。


■No.45 イージーチェア
Designer:Finn Juhl Year of design:1945
Factory:Niels Roth Andersen
Material:ローズウッド/布張り
Size:W690×D780×H840mm

■No.45 二人掛けソファ
Designer:Finn Juhl Year of design:1945
Factory:Niels Roth Andersen
Material:ローズウッド/布張り
Size:W1200×D780×H840mm Price:2,520,000円

ニールス・ヴォッター後継者の証である工房のスタンプが座面裏についています。
工房:ニールス・ロス・アナセン

10th CLASSIC FURNITURE COLLECTION
会期: |
2010年1月14日(木)〜2月9日(火) |
時間: |
10:30〜19:00 |
会場: |
OZONE 5F 特設会場・ノルディックフォルム |
2000年にスタートとしたノルディックフォルムの「クラシックファニチャーコレクション」は、お陰様をもちまして第10回目を迎えることができました。
まださほどヴィンテージファニチャーに対して認識も評価も一般的に高くなかった時代に、このイベントは歩みはじめました。以来10年、毎年スタッフが直接現地に足を運び、確かな眼で選んだ名作の数々を紹介してまいりました。
北欧の、特にデンマークの50〜60年代に世に送り出された名作椅子。これらの多くは、優れたデザイナーが信念を持った家具マイスターと出会って誕生しました。 今回10年という節目に立ち、原点に戻り、名匠・名工と詠われるニールス・ヴォッダーをはじめ、確かな技術と高い志しを持ったクラフトマンたちの残した作品を厳選致しました。これらを10年間の足跡とともにご紹介致します。
美しい芸術品であると同時に優れた道具でもあるこれらの逸品は、なかなか眼に触れることも少ない希少品です。
10周年を記念し、ご購入いただいた方にもれなく素敵なプレゼントと、さらに抽選でヴィンテージ家具などがあたる企画もご用意しております。
是非 この機会に愛でるべき名品に会いに来てください。
■特別企画 CLASSIC FURNITURE COLLECTION 連動セミナー
| 第1回 | :「北欧のヴィンテージアイテムの魅力」 |
| 日程 | :2010年1月16日(土) 14:00〜15:30 |
| 講師 | :株崎 順一氏(Stone Flower 代表) |
| 第2回 | :「CLASSIC FURNITURE COLLECTION 10周年によせて」 |
| 日程 | :2010年1月23日(土) 14:00〜15:30 |
| 講師 | :島崎 信氏(武蔵野美術大学名誉教授) |
※いづれも参加費:無料、定員:20名(予約制)会場:5F特設会場、事前予約制
セミナーのお申し込みは電話またはメールでノルディックフォルムまで。
セミナーご参加希望の方は、ノルディックフォルムまでお問い合わせください。
TEL:03-5322-6565 FAX:03-5322-6566
e-mail:nordic@mail-ozone.jp




Classic Furniture Collection 2008
会場: |
5階ノルディックフォルム |
期間: |
2008年11月6日(木)〜2009年1月13日(火) |
※水曜日(祝日を除く)、および冬期(12/27〜1/3)休館 |
|
毎年ご好評をいただいております本イベントも、2000年から回を重ねて9年目を迎えます。
今年も、北欧デザインの黄金期といわれる時期のヴィンテージアイテムを現地から厳選し、時代を経た、風合いのある家具を現代の日本の日常生活で使えるようにコンディションを整えて紹介します。
店頭には最高の技術を誇る家具職人(スネーカーマスター)が手掛けた逸品や、現在では入手困難となった素材を使った貴重なアイテムが並びます。それらには、当時の生活スタイルや、名作と呼ばれる家具のルーツが垣間見え、また細部からは、家具職人やデザイナーらのこだわりが伝わります。
生活の中で上質な家具を手入れしながら永く使う、というスタイルが定着している北欧の穏やかで豊かな暮らしにならって、家具に向き合い、お気に入りの逸品を探してみませんか。
クラシックファニチャーコレクション取扱いの一部商品ラインをご紹介しています。
■展示内容
ダイニングセット、リビングセットなどをシーン展開しながら
デザイナーズアイテム(椅子など)
ドロワーやローボード、キャビネット、チェストなど約50〜60点を展示

Classic Furniture Collection 2007
会場: |
5階ノルディックフォルム |
期間: |
2007年11月8日(木)〜12月18日(火) |
水曜日休館 10:30〜19:00 |
|
協力: |
島崎 信(武蔵野美術大学名誉教授) |
今年のクラシックファニチャーコレクションは趣向を変え、5階ノルディックフォルム店内と3階OZONEプラザにて開催いたします。
わたしたちがセレクトした50〜60年代のデザイン、製造のクラシックファニチャーは、時を経た深い味わいと現代の生活にもマッチするモダンなデザインが特徴です。フィン・ユールなどの巨匠デザイナー作品以外は、使用されている素材や技術の緻密さを考えると大変お手頃な価格であることがお分かりいただけるかと思います。まだ、ご覧いただいたことの無い方も、是非この機会にお越しください。
尚、ショールームでの開催のため、期間中随時商品は変わります。詳しい商品ラインナップはスタッフまでお問い合わせください(TEL:03-5322-6565)。
■連動企画
デンマークの巨匠の仕事
〜フィン ユール・ハンス J ウェグナー・オーレ ヴァンシャー〜
| 会場:3階OZONEプラザ | |
| 期間:2007年11月8日(木)〜11月13日(火) 会期中無休 10:30〜19:00 | |
クラシックファニチャーコレクション2007に連動して、デンマークデザインの巨匠と呼ばれ、クラシックファニチャーの中でも人気の高いデザイナーの作品をOZONEプラザにて一堂に展示いたします。それぞれの作品が当時の生活で、どのようにしようされていたのか? それらの商品特徴と共に島崎信氏の解説パネルで紹介いたします。希少価値の高い、逸品の数々をご覧ください。

Classic Furniture Collection 2006
2006年10月6日(金)〜10月9日(月・祝)
OZONE3F パークタワーホールにて4日間開催しました。

正面入り口の中央には名作と呼ばれる椅子が並びました。フィン・ユールNo.53やウェグナーのイージーチェア、ミニベアチェアなど存在感のある個性的な椅子が揃いました。

モーエンセンの拡張式ダイニングテーブルとチェア。チークの木目が美しく、椅子の赤い革が印象的でした。

クラシックのドレッサーやデスクは大変人気があります。どこから見ても美しいデザイン、収納部の機能性、個性的なパーツやローズウッドの質感。

組み合わせる商品によって印象が変わるのも特徴です。パントンの照明ファンシェルと壁紙の花柄でクラシカルなイメージに。

ローズウッドのダイニングテーブルとルイーズ・キャンベルの照明のコーディネイト。新しいものと古いものの融合が素敵なのも北欧家具の美しさの一つです。

Classic Furniture Collection 2005
2005年9月23日(金)〜25日(日)
OZONE3F パークタワーホールにて3日間開催しました。

ローズウッドで統一したコーディネーション。
ダイニングテーブルは拡張板を入れるとたっぷり8人かけることができる。

ハンス・J・ウェグナーデザインのCH30チェア。
座面の革は現地で張替をしている。
2種類の木材の使い方が美しく、現在生産していないにもかかわらず、人気が高い椅子。

巨匠・フィン・ユールのスペードチェア。
ルイス・ポールセンのしずく型のペンダント「モザー」と合わせ、繊細さを強調。
フィン・ユールの椅子は本当に「絵」になる。

2005年度も名作椅子がずらりと並んだ。
名作椅子はどの角度から見ても美しい。
是非椅子の座面の裏側まで見ていただきたい。

ピンク色で統一した、優しい雰囲気のリビング。
レ・クリントの照明と合わせ、ミッド・センチュリーな雰囲気。
椅子の張り地はデンマーク王室御用達のKvadrat社の新作。

こちらも人気のハンス・Jウェグナーのデスクが3台揃った、リビング・ダイニング。
ヴィンテージ家具は味わいがあり、部屋に入れてもすぐに馴染むのが特徴。

デスクは毎年一番人気。手の込んだ作りの物が多く、小振りな物から大きめの物まで揃い、あっという間に完売。天板が開くとミラーになっていたり、ミニ・バーが付いていたり・・・。 この時代の職人技には本当に圧倒されてしまう。

Classic Furniture Collection 2004
2004年9月18日(金)〜26日(日)
OZONE3F パークタワーホールにて9日間開催しました。

フィン・ユールの椅子とシステムキャビネット。
ヴェルナー・パントンの照明「GLOBE」と合わせてコーディネート。
ローズウッドの木目がなんとも言えず美しい。

こちらはチーク材で統一したリビング。
marimekkoの赤いファブリックと、シャンデリアでクラシカルなリビングを想定。

イタリア・アチェルビス社の人気のキャビネット「クレデンツァ」とクラシックファニチャーのコーディネート。 モダンな空間にヴィンテージ家具を取り入れることで、ぐっと落ち着いた空間になる。

ずらりと並んだ、名作椅子。
もう今では入手困難なミュージアムピースが惜しげもなく会場を埋め尽くす。

アルネ・ヤコブセン・デザインで統一した、ホーム・オフィス。
洗練されたデザインは、年月が経っても色焦ることはない。





