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LIVING design [暮らしにもっとデザインを]

2001年12月10日発売
700円
2002年1・2月号/vol.21

飾る人

特集

  • 600枚のインテリア・スナップ写真に見る
    2001年の室内装飾

    渡辺和博(イラストレーター)×猪本典子(デコレーター)
    「あなたの住まいのしつらいを撮影してください」というメッセージと、室内装飾に関するアンケートを添えて、撮り切りカメラ数十個をランダムに配りました。結果、約100人の方々にご協力いただき、集まったスナップ写真は約600枚。イラストレーターの渡辺和博さんと、デコレーターの猪本典子さんに、「私たちの装飾」について考察してもらいました?

  • コラム 飾る人への四つの視点

    鶴岡真弓(美術史家)/池坊専永(華道家)/光藤俊夫(昭和女子大学教授)/比嘉健二(編集者)

  • アートを飾るということ

  • 家を光で飾り始めた日本人

    日本装飾史の最新トピックといえば、きっと新興住宅地における、クリスマスイルミネーションであろう。植栽、門、屋根などをラインライトやサンタクロースといった光る人形などで、家の外観を装飾するアレである。ちょっとやりすぎ? と思われながらも、マスコミには冬の風物詩として紹介され、その増殖範囲は、日本全国の住宅地に広がっている。 なぜ、日本人は光で彩りはじめたのか、そこから見えてくる日本の現状とは――。あなたは、今年、クリスマス・イルミネーションを飾りますか?

特別企画

2001年の吉岡徳仁を体験する

東京ジャーミィのアラベスク装飾
「王のモスク」は、まさに驚異だった

北欧連続特集 番外編
3人のスウェディッシュ・デザイン

 
エディターズ ボイス

ここ数年クリスマスが近づくこの時期になると、外観をきらびやかに電飾イルミネーションで飾る住まいを目にすることが多くなりましたね。ちょっと前までは、せいぜい窓ガラスにサンタやツリーの絵を白く描くくらいの装飾だったのに、いまではディズニーランドのなんとかパレードも真っ青なくらい華やかなクリスマスイルミネーションを見かけることもあったりします。好き嫌いは別にしてもこれは日本の年末のひとつの風景になった感があります。LIVING DESIGN vol.21「飾る人」特集では、そんな「家を光で飾りはじめた日本人」について、ニュースでも取り上げられることもある新興住宅地の実態をレポートしています。やってる本人が楽しんでいて、ご近所にもとくに迷惑がかからないならあえて他人がどうのこうのと批評することでもないと思うのですが、「クリスマスイルミネーションを設置するようになったきっかけは何ですか?」とのアンケートの答えに、“まわりの家がついているから”“近隣と歩調を合わせるため”“こどもにせがまれて”など、必ずしも自分自身楽しんでいるとも言い切れないものがあるのが少し気になるところきらびやかに装飾されたそうした家々の中で、いったいどんな家族のクリスマスが繰り広げられているのでしょう。

それから今回の「飾る人」特集制作にあたっては、編集部から撮り切りカメラ数十個をランダムに配り、自宅のしつらいを多くの人に撮影してもらいました。その写真に写ったしつらいを眺めながら、独特な観察眼をもったイラストレーター渡辺和博さんとデコレーター猪本典子さんに2001年の現代日本の装飾について考察してもらっています。住み手は写っていませんがその個性的な室内写真からは部屋の主の姿が見えてくるような気がします。それにしても他人の暮らしをのぞき見るってすこしドキドキしますね。ぜひ本誌をご覧になってみてください。

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