ストロー(藁)ベイル(ブロック・塊)・ハウスのワークショップに参加して
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よく晴れた緑まばゆい5月に、軽井沢の新築住宅の施工現場に行ってきました。
建築主は、かつてOZONEにあった施設(室内環境ラボ)をご利用いただいたご夫妻です。
建築中のお住まいは、木造軸組み工法の一部に、ストロー(藁)ベイル(塊、ブロック)・ハウスの工法を取り入れたもの。
基礎工事の途中で今回の地震に遭遇しつつも事なきをえて、10月には完成予定です。
カラマツを張った外壁部分はすでに完成し、一階の東と南側の二面は土壁仕上げにするための下塗り段階。ストローベイルの表面に藁スサをたっぷり混ぜた土が塗りこめてありました。
角部をわざと傷つけてあるのは、中塗りの土の付着度を高める工夫です。
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さて、ストローベイル・ハウスは、ワークショップ形式で素人も施工に参加できるのが特徴です。
この日(5月18日)は、室内の左官仕上げにとって大事な”下地づくり”。
日大大学院に籍を置くこの道の指導者カイルさんに教わり、麻紐で”丸結び”の結び方を練習した後はもう本番です。鋸(ノコギリ)で竹をきざみ、ドリルで釘穴を開け、柱や胴縁に釘打ちをし、縦と横に渡した竹が動かないように麻紐で固定する一連の作業が私たちの仕事でした。
この日の作業人数は、建築主・隣人と、いずれストローベイル・ハウスでの家づくりを考えている地方からの参加者などを合わせて、7人でした。
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この家の壁の断面が見えるように設けられた「真実の窓」からは、藁が断熱材として使用されている事が完成後も確認できます。
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今回参加して改めて、建て主さんの頑張りが半端でないことがわかりました。
「自然素材を生かしたい」「自然と共生したい」「人とつながりたい」そんな思いから、この工法を取り入れることを決めたご夫妻。
自ら施工会社を探し、ストローベイル・ハウスの設計者である大岩剛一氏に紹介し、使いたい建材・設備機器情報も提供していらっしゃるのです。
”こういう家が欲しい!”という建て主側の強い思いと、設計者、職人の技が合体した現場は何とも言えない清々しい空気に包まれていて、造る喜びを周りの者にも共有させてくれる懐の深さを感じました。
■カイル・ホルツヒューター 博士(生物資源科学)
日本大学大学院 生物資源科学研究科
建築・地域共生デザイン研究室
【 リビングコンサルタント I 】
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